お部屋探しをするときにどの不動産会社に問い合せをしますか
地元不動産会社 と 大手FC系不動産会社 のメリット
年の瀬も差し迫る12月に入った最初の土曜日。堰を切ったようにお問合わせのお電話とご来店がございます。
いよいよ、賃貸も繁忙期らしくなりつつありますね。
今年から来年春にかけてお部屋探しをされる方も増えると思います。
そこで、どのようにお部屋探しをすると良いのでしょう。
|不動産屋さんは2種類ある
賃貸の場合、街中にある不動産屋さんには大きく分けて2種類あります。
「仲介」を主な事業にしている会社と、「管理」を主な事業にしている会社です。
両者の違いは、入居までの付き合いか、入居後もお付き合いが続くかどうかです。
仲介を主な仕事にしている不動産屋さんは、家主さんから直接募集の依頼を受けている不動産屋さんから情報を得て、お客様にご紹介していることが多いです。
しかし、不動産屋さんのお店の看板などを見ても、仲介をメインとしている不動産屋さんなのかどうなのかの判別は難しいと思います。
判断材料のひとつは、駅前などにある全国規模のフランチャイズ系のお店は仲介を主な仕事としている事が多いと思います。
そして、地元で長くやっている不動産屋さんは、地域の家主さんから直接募集を依頼されていて、管理も行っていることが多いです。
|お部屋探しの際は大手FC系のお店か、地元のお店か
これは一概にどちらが良いということはありません。
1.大手フランチャイズ系のお店の特徴
大手FC系のお店は「ピタットハウス」さん、「ハウスコム」さん、「アパマンショップ」さん、「センチュリー21」さん、などがあります(もちろん、フランチャイジー直営のお店も存在します)。
上記のようなお店は、同じFC系のなかで情報が共有化され、圧倒的な物件情報を持っています。
また、家主さんから直接依頼されている物件も中にはあるでしょう。
ですので、お部屋探しの際にとにかく広く浅い情報が欲しい場合に有効です。
2.地元のお店の特徴
一方、地元のお店の場合、大手FC系のような情報量は持っていません。
その代わりに、とても濃い情報を持っています。
建物の構造的情報、他の入居者の情報、家主様の情報、地元の情報などなど。
入居後、お隣や上下のお部屋の入居者がどのような方なのか気になりませんか?
地元の不動産屋さんは把握していることが多いです。
地元の不動産屋さんは入居者や家主さん、そして地域の人とのコミュニケーションをとっていてます。
|その物件の管理会社とはじめからつながるために
仲介を主な仕事にしている不動産屋さんとは、物件の引渡しが済んでしまえば、そこで関係は切れてしまします。
しかし、管理を主な仕事にしている不動産屋さんとは、入居時が関係のスタートです。
今はインターネットの時代です。お部屋探しも、まずはインターネットですよね。
そして、管理を主な仕事にしていると言っても、仲介の仕事をしていないわけではありません。
会社のホームページに物件情報を載せ、「at home」や「SUUMO」、「HOME'S」などの不動産情報サイトにも募集広告を出していることが多くあります。
それであれば、お部屋探しの段階から、管理をしている不動産屋さんとつながっていたほうが、より濃い情報がもらえるのではないでしょうか。
例えば他の入居者のこと、管理状態のこと、家主さんのこと、周辺環境のことなど。
現在、物件情報サイトには、物件ごとに募集を出している不動産屋さんがまとめられています。
もしくは、同じ建物・同じ部屋の情報が色々な不動産屋さんによって掲載されていて、一覧に並ぶこともあるかもしれません。
その中から、家主さんと直接つながっている可能性が高い不動産屋さんを見つけることもできるとは思いますが、確実とはいえません。
確実性が高い方法としては、面倒くさいかもしれませんが、気になった物件があった場合、Googleのストリートビュー(本当は現地に行ってみたほうが確実)などで、物件の外観を見てみましょう。
すると、道路から見える位置に「管理看板」が出ていると思います。
色々な会社名で複数枚あることもありますが、通常は1社分の看板があります。
ほとんどの場合、その看板に記載されている会社が管理会社となります。
(大丸商事の管理看板)
募集があるかどうか、その会社に問い合せてみましょう。
インターネットの募集ページにその会社が掲載した情報があれば、その問い合わせフォームから問い合せてもいいと思います。
by 大丸商事 長谷川浩一
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