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2018年01月23日
コラム

大家さんに対するクレーム

我々は日頃から、入居者様の様々な要望をお聞きすることが多い立場にあります。

その中で特に多い要望は、設備機器の故障に関する修理要望です。

しかし、中には騒音に関する要望も間々あります。

大家さんに対しての、騒音に関する要望もありますよ。

 

騒音問題は入居者同士とは限らない

大家さんがアパート・マンションの建物とは違う場所に住んでいる場合も多くあります。

しかし、賃貸併用住宅のように同じ建物内に大家さんが一緒に住むことも、またとても多いです。

 

通常、賃貸共同住宅の騒音問題といえば、隣室や上下階のお部屋からの騒音等で、騒音を受けるのも入居者であれば、発生させるのも入居者である事が一般的です。

ところが、中には入居者の方から、同じ建物内に住む大家さんに対して苦情が入ることがあります。

 

数としては多くありません。

当然ですが、双方ともに我慢・許容しているためでしょう。

または、双方ともに負担無く、良い環境が構築できている(理想ですね)ためです。

 

でも、入居者が我慢している場合、なかなか表面化しません。

 

「大家さんがウルサい!」は多くない(?)

入居者から、直接大家さんに苦情が入ることは多くないと思います。

そして、管理会社にも、「大家さんがウルサい」との苦情は多く入りません。

 

借地借家法等の法令で、借主(入居者)の立場は保護されています。

とはいえ、心理的な立場は「大家と店子」となってしまうことも少なくありません。

ですので、堂々と「大家さんウルサい!」と言われることはあまり多くないでしょう。

 

管理会社に対しても、入居者は堂々とは言いません。

大家さんに言うよりはハードルが下がるかもしれませんが、管理会社の立ち位置を図りかねることもあるでしょう。

こうなると、管理会社にさえ言いづらくなります。

 

管理会社はどう対応するのか

例え匿名であっても、入居者から「大家さんがウルサい!」と管理会社が言われたら、管理会社はどうするでしょうか。

きっと、多くの管理会社は大家さんの利益になるように動くと思います。

そうです。「大家さんの」利益です。「管理会社の」利益ではありませんよ。

管理会社にとって、大家さんは顧客であるがゆえに、このようなケースは非常に取扱いに苦慮します。

しかし、入居者が快適な生活を継続してくれることが、賃貸住宅の中では最大の利益であり、それこそが大家さんの利益となります。

 

つまり、管理会社は大家さんに、入居者から騒音の苦情が入っていることをを伝えると思います。

伝え方は様々ですが、基本的には入居者同士の騒音問題と対応は大きく変わりません。

苦情を言った人の不利益にならないよう対応してくれますよ、きっと。

そして、大家さんも納得してくれるでしょう。

 

管理会社からしても、そのような苦情は我慢しないで言って欲しいのです。匿名でもかまわないのです。黙って退去となるよりは、はっきり言ってもう方が助かります。

 

もし、入居者の声を無視するような管理会社であれば、それは大家さんの利益ではなく、「管理会社の利益」を優先しているのでしょう。

 

by 大丸商事 長谷川浩一

 

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