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2016年11月24日
コラム

子どもは喜び、大人は憂える「降雪」

降雪(積雪)時に注意したい管理上のこと

 

2016年11月14日10時15分頃の立川駅南口、諏訪通り商店街

 

東京都心では54年ぶりとなる11月の初雪が観測されました。

加えて、積雪ともなれば、観測史上初めてのことだそうです。

 

画像は大丸商事の店舗前から撮ったものです(10時15分頃)。

 

子どもは朝から大興奮でしたが、大人は意気消沈。ため息しか出ていませんでした。

 

通勤通学の際には足元に十分注意をしてくださいね。

特に帰宅時間には路面が凍っていることがありますので。

 

積もらない雪であれば、ほぼ雨と大差ないのですが、積雪すると管理会社や自主管理をされている家主様は何かと大変ですよね。

 

 

|普段は全く問題ない共用部

 

積雪すると通常では考えられない内容の連絡が入居者から入ります。

特に、ここ東京では雪慣れしていないこともあり、「雪が降ると」のイメージがなかなか掴みづらいのです。

 

1.共用部の外階段

最上階にお部屋のある入居者の方から以前、「部屋に入れません。というか、部屋までたどり着けません。」とのご連絡を頂きました。

 

そうです。階段に雪が積り、先に進むことが難しくなっていたのです。

東京では雪でもハイヒールや革靴で出勤することは決して珍しくありません。

雪国の人からしたら、「そんなバカな」と思うでしょうが、テレビ中継などを見ていただくとよくわかると思います。

 

長靴を履いていれば、強行突破できそうな雪でも、ハイヒールや革靴だとそうは行きません。

 

2.共用廊下(特に1階部分)

今度は1階のお部屋にお住まいの方からの連絡でした。

内容は「部屋から出られません」とのこと。

 

私も電話口で一瞬、「???」となりました。

「雪の重みで建物が歪んでドアが開かなくなった?」という考えも浮かんだ程です。

 

しかし、実際には、玄関前が吹き溜まりになり、外開きの玄関ドアのすぐ外側に雪が積もってしまい開かなくなっていたのです。

玄関前の雪をどけて、その後は事なきを得ました。

 

 

|雪国ではどうしているのか

 

北海道でも、外階段の建物はあります。

特にバブル期に建てられた物件は外階段になっていることが多いそうです。

 

けれども、絶対数としては多くありません。

大体は内廊下型か、外廊下・外階段であっても、雪が入らないような屋根付になっていることが多いです。

 

では、多くないと言いつつも、外階段の物件はどのような対策をしているのでしょうか。

 

とても簡単で安価な方法として取り入れられているのは、「砂」です。

すべり止め用の砂を入れたバケツを用意しています。

 

そして、共用部に定期清掃に入っている物件であれば、その清掃業者さんと雪が積もったら「除雪」をしてもらうような契約をしているそうです。

 

清掃業者さんは共用部に雪が積もったら清掃ができないので、別途でお願いできる仕組みがあるようでうす。

 

 

|東京でも雪国のノウハウは参考になる

 

東京の雪の場合、降る日数も1~2日間の短期間のものが多いですし、雪が溜まっている日数も数日程度のことが多いので、清掃業者さんにお願いしても、タイミングが合わない場合があるかもしれません。

 

しかし、事前に雪が降る予報が出ます。ですので、前日にでも砂の入ったバケツを準備してあげることはできるのではないでしょうか。

 

東京の場合、事前に融雪剤をまいてあげるのが一番の対策になりそうな気もします。

けれども、売っている場所も限られますし、20Kg程度の袋で買っても、そのシーズン中に使い切れないこともあるので悩ましいですね。

 

 

by 大丸商事 長谷川浩一

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