大丸商事有限会社
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2016年12月28日
コラム

その管理担当者は本当に物件を知っているのか

一度も物件を見たことがない管理担当者


以前に、とある他社物件を仲介させて頂きました。

その物件は築浅で、設備も充実した高級賃貸マンションです。

管理会社も大手企業で、入居までの対応は丁寧・親切でした。





|入居直後は最新設備に戸惑うことがよくある

その物件に入居した人は、高齢になった親と一緒に住むために引越しをしました。

これまで入居していた物件は築年数もそれなりに経っていて、最新の設備はありません。


ところが、引っ越したマンションは最新設備が整っていて、その入居者にとって初めて触れる設備もありました。

仲介をさせていただいたので、私もご見学時に設備のご説明をしましたが、実際に使ってみないと分からない設備もあります。


そんな中で、鍵の引き渡しをして、入居となりました。

ひと通りの設備のご説明をお聞きになり、一応はご理解いただきました。


同じ設備でも、最新の設備になると、機能が増えていたり、ボタン類が数多くあったりと入居直後に戸惑うことはよくあります。



|不具合なのか、そういうものなのか

例えば、同じトイレでも、昔のタイプとは異なり、流すためのレバーがついておらず、電気的なボタンを押すことによって流れるタイプがあります。

また、キッチンの蛇口にしても、蛇口内に浄水機能があったりと、説明書を読まないと分からない、また、機械にあまり強くない人の場合は、読んでもイマイチよくわからない、なんてことも珍しくありません。


賃貸の場合のメリットは、管理会社に電話すればあっさりと解決する場合があるということです。

ゆえに、不具合かどうかの確認も意外と簡単にできる事が多くあります。



|物件を見たことがない管理担当者

しかし今回は違いました。

事案としては、トイレが流れない(流水が出ない)というものでした。

そこで、その入居者はまず管理会社に電話をしました。しかし、埒が明かず私どもにSOSコールが来ました。


というのも、その入居者は私どもの管理物件に、長い期間に渡ってご入居いただいていた方だったのです。


これまでは、何かあれば私どもにご連絡を頂き、解決をしてまいりました。

そんな事もあったために、今回も弊社にご連絡を頂きました。


そこで、管理会社とのやり取りの話を聞き、正直ビックリしました。

入居者の方が管理会社の担当者に状況を説明すると開口一番、こう言ったそうです。


「私も物件を見ていないのでわかりません!」


電話先は、その物件の管理会社の、さらには、その物件の担当者です。

もちろん募集図面を作成し、入居者募集もしている管理会社の担当者です。


この言葉にはさすがに入居者の方も唖然としたそうで、次の言葉が出なかったようです。


「その物件の入居者募集をするなら、ましてや物件の担当者なら、多少遠くても一回ぐらいは物件見ようよ…」

って思いました。



今回は仕方がないので、弊社で訪問し、その場で解決できました。


by 大丸商事 長谷川浩一

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