駐車場だった場所での建築計画に伴う地盤調査
建築物の基礎仕様を決定するための地盤調査
建物建築設計をする前段階の地盤調査です。
地盤に問題がないことを願いつつ、ボーリング調査をしました。
※現在、物件情報を公開できる段階でないため、背景をぼかしてあります。何卒ご理解の程お願い致します。
|地盤調査は法律上の義務ではない(?)
と言うと少し語弊がありますが、法律上、「地盤調査をしなさい」とは書かれていません。
しかし、平成12年(2000年)の改正建築基準法施行令などによって、設計者に、地耐力に応じた仕様の基礎を選ぶことが義務付けられました。
このことにより、実質地盤調査が義務付けられたこととなるようです。
つまり、地盤調査を行わずして、地耐力が分かるわけもなく、地耐力が不明なのに適切な基礎の仕様を選択できないというわけです。
ただし、この地盤調査はすべての建物で義務付けられているわけではなく、法律(建築基準法施行令第38条の3)で定められた建築物についてはその義務がありません。
|建物は小規模商業ビル
現在、建築計画をしている場所は駐車場となっています。
とある法人企業様が一括で借りていたのですが、解約になったことに伴い、建築を提案させていただきました。
地主様も前々から建物建築に関して、少しずつお考えになられていたようですが、我々からの提案により、意思決定をして頂きました。
建物敷地が25坪弱と広くはありませんが、駅からも近く、商業地域に指定されている好立地です。
そこで、供給過剰と言われて久しい住居系ではなく商業系をご提案させて頂きました。
建ぺい率・容積率の関係上、3階建ての小規模ビルとなる予定です。
|飲食可能物件の需要が多い
建築計画地のエリアは、飲食可能物件が非常に少なく、特に路面店に関してはまず情報が出回ることがありません。
我々、地元不動産業者にさえ、情報が回ってくることはめったにありません。
特に、10~20坪規模の物件はが需要が多く、坪単価も一番高くなります。
このような市況により、小規模商業ビルの計画となりました。
※現在はまだ、建築請負契約が正式に取り交わされておらず、建築確認申請も出されていないため、物件紹介という形式はとっておりません。
概要等が固まり次第、情報の提供をさせて頂きます。
by 大丸商事 長谷川浩一
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