【引渡完了】立川市錦町2丁目 売中古戸建
無事に引渡しが完了しました
本日の午前中に、先日成約した中古戸建の決済・引渡しが無事に完了しました。
不動産業者の媒介業務は成功報酬ですので、いくら成約してもキチンと引渡しが完了しないと収入にはなりません。
|実務上の引渡完了は登記前
引渡し場所はケース・バイ・ケースですが、共通しているのは、登記申請前に引渡完了としているケースが多いことです。
理由は、登記申請してから登記簿に記載され、登記識別情報通知(登記済権利証)が発行されるまでに日数がかかることが挙げられると思います。
ですので、通常は司法書士の手元に必要書類が揃い、売主側に売買代金が着金した段階で引渡完了とします。
|決済に掛かる時間はマチマチ
この決済・引渡しですが、必要な時間は日取りや時間帯で大きく変わります。
また、融資の有無・売買代金の受け渡しの金融機関の異同でも変わってきます。
早いときで司法書士の書類確認・本人確認等を含め約30分程度、長いときで2時間近く掛かることもあります。
この時間の違いの多くは、金融機関側の送金オペレーションに掛かる時間です。
同じ金融機関・同じ支店内での資金移動であれば比較的早いですが、異なる金融機関の場合、時間がかかる場合があります。
例えば、信金と銀行の間で資金の移動を行うときなどは、時間が掛かっていることが多いように思います。
|媒介報酬は最後の最後
では、実際に媒介報酬をいただくタイミングですが、基本的には最後の最後です。
所有権移転登記申請に必要な書類が全て揃い、売買代金が売主に支払われ、鍵や境界確認書等があれば買主に引渡し、固定資産税等の公租公課や管理費などの精算が行われ、売主・買主間の取引が完了した時にはじめて報酬の請求権が発生します。
とはいえ、実際にはその場の流れで順番が逆になったり、同時に行われることがあります。
これは、決済の現場によりますが、金融機関の応接室で行う決済の場合は時間短縮のために大概同時進行です。
|なにより、売主様・買主様の笑顔が嬉しい
すべての取引が完了した時点で、買主様も売主様もホッとしたような笑顔を見せることがほとんどです。
場合によっては、複雑な状況や心境の中で売却を決断された売主様もいるとは思いますが、それでも新たな一歩を踏み出すことになります。
そして、トラブルなくスムーズに取引を進行させ、最後には双方が笑顔になる取引は、我々業者とって、とても嬉しいものです。
by 大丸商事 長谷川浩一
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