9:00~18:00
日・祝祭日
2018年10月17日
コラム

月極駐車場の短期契約、対応していますか?

月極駐車場の周辺で建築工事などが始まると数ヶ月単位の短期契約ができるか問い合わせが入ります。

しかし、月極駐車場は基本的に1年~2年間の契約になっていて、数ヶ月単位での契約は断られることが多いです。

特に駐車場の管理をしている会社が大きくなればなるほど、その傾向が強く、せっかくの収益が得られないことに。

ある程度限定した中で、月極駐車場も短期契約を可能にしてあげると収益アップにつながる可能性があります。

空けておくよりは少しでも使ってもらって収益につなげてみましょう。

住宅街に近い月極駐車場ほど、短期契約需要あり

近年は住宅街でもコインパーキングが増えてきて便利ですよね。

特に最大料金が設定されているコインパーキングは、一日の中でも駐車時間が最大料金の中で収まる時間しか駐車しない場合は大変便利です。

一方、コインパーキングは不特定多数の利用が前提なので「早いもの勝ち」です。

場合によっては満車になっていてかなり離れたコインパーキングまで行かないと駐車ができないことも。

このような状態に困ってしまうのが近隣で工事を行う業者さんや職人さんです。

彼らは、数ヶ月に渡る建築工事の現場に毎日必要な機材を積んで通ってきます。

けれども、毎日コインパーキングが空いている保証はどこにもありません。

そこで、近隣の月極駐車場が短期契約可能だと重宝されます。

 

短期契約を嫌がる不動産会社は多い

短期契約を良しとしない不動産会社は多いです。

というよりも、短期契約に対応してくれない不動産業者が多いと言ったほうが正確かもしれません。

理由は至ってシンプルで、事務作業がかなり煩雑になるからです。

通常、短期契約の申込みは、早くても利用開始日の約1週間前、遅い場合には2~3日前になります。

そして、契約相手は法人です。建築現場の場合は建築を取りまとめている工務店や建築現場の駐車場手配を代行する専門業者であったりします。

ただでさえ利用開始日までに時間がない中で、法人を相手にスピーディーに対応するには、管理会社においても相当のスピード感が必要です。

ですので、このような短期契約に対応しない不動産会社が多いです。

 

短期契約は安心なのか

正直なところ、これまでトラブルはほとんどありません。

過去、実際にあったトラブルは、駐車位置を間違えて車を停めてしまった事例が1件だけです。

これは、駐車場の契約者と実際の利用者が違うことによるものです。

でも、このトラブルは短期契約に起因するものではありません。月極駐車場ではいつでも起こり得るトラブルです。

通常の契約でも、個人の契約者が勘違いして駐車位置を間違えたり、法人が来客用に借りていた駐車場で来客が駐車位置を間違えたりなど、月極駐車場の「あるある」です。

仮にトラブルが起きたとしても、工事自体は日中にしか行われません。

ですので、管理会社も日中での対応になるので、スムーズな対応が可能になります。

 

以上のように、短期契約だから特段困るようなことは起きていません。

また、トラブルを起こさないために契約の相手方はある程度限定することも重要です。

例えば、当社では過去に実績のある駐車場手配代行業者や工務店など、基本的には法人に限定しています。

また、実際の利用者には車のダッシュボードに契約者の関係車両である旨の掲示をお願いしています。

 

短期契約はしっかりと行えばデメリットよりもメリットのほうが多いです。

 

駐車場の収益最大化

短期契約は通常1ヶ月~3ヶ月程度、長くても半年程度の契約期間が多いです。

でも、空けておけば収入は「ゼロ」なので、契約相手をしっかりと見定めれば年間収益は増加します。

近隣の建築工事による短期契約は、基本的に工事現場の職人さんの通勤車用の駐車場としての利用なので、1区画のみの場合もありますが、複数区画同時に契約になることも多々あります。

また、駐車場手配代行業者は一度短期契約が可能だとわかれば、近隣工事の際にはまた問い合わせをしてきてくれます。

当社でも駐車場によっては短期契約が立て続けに入り、蓋を開けてみれば短期契約の方が年間収益が良かったこともあります。

通常の月極契約の方が安心感がありますが、しっかりとした管理会社を介して行う短期契約は収益につながります。

 

ただし、近隣の工事現場次第なので過度な期待は禁物ですよ。

 

by 大丸商事 長谷川浩一

 

arrow_upward