騒音となってしまったもの
自宅で過ごす時間が増えた今年の春以降、これまでに比べて件数が増加したクレームがあります。
これは新型コロナウイルスの影響で、在宅時間が増えたことによるものでしょう。
生活騒音の他に、本人は気を使ってるつもりでも、いつの間にか騒音となってしまった事例もあります。
生活スタイルの変化がもたらしたもの
これまでは、朝になれば外出し、帰宅時間は夜遅く、自宅には寝に帰るだけ。
といった人もいたでしょう。
しかし、新型コロナウイルスの影響により出勤できず、自宅で過ごす時間が増えた人が多くいます。
また、勤務先が休業になり、自宅待機をしている人もいるでしょう。
これまでの生活スタイルが確実に変化している中で、思いがけない迷惑行為が表面化してきました。
ただし、本人は迷惑行為とは自覚していないばかりか、気を使ってくれていました。
増えた騒音のクレーム
増加したクレームは、騒音に関してのものです。
在宅時間が増加したことにより、今までは気が付かなかった他人の生活音などが耳につくようになったことが理由として挙げられると思います。
また、早朝や夜中に大きな声で騒いでいるといったクレームもちらほら入っています。
これは、友人などと宅飲みパーティーをして騒いでいる類のものではありません。
実は、原因となっている人はとても気を使ってくれているのです。
ヘッドホンをしていても・・・
オンラインゲームや音楽を聞くときに、周囲へ迷惑をかけないようにヘッドホンをして楽しむこともあるでしょう。
これは、機械から出る音に関して周囲へ気配りをしてくれていることになります。
しかも、ヘッドホンをすると没入感を味わうことができ、とても楽しいですよね。
ところで自らの声はいかがでしょうか。
あまりに熱中したり気分が高揚したりして、自らの声が大きくなっていませんか?
中にはゲームに熱中するあまりに、大きな声で「殺されるー!」や「ヤメテー!」などの叫び声が閑静な住宅街に響き、驚いた近所の人が通報、パトカーが出動するという笑えない状況になったものもありました。
もちろんゲームの中での出来事でした。
今回増えたクレームはヘッドホンをしているものの、興奮を伴った声が騒音となってしまった事例でした。
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