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2018年06月21日
コラム

要注意外来生物 ~アメリカオニアザミ~

近隣の住民から「オタクが管理している駐車場内にアメリカオニアザミが生えてるよ」と優しく教えていただきました。

更にはその植物は環境省から「要注意外来生物」に指定されているとおっしゃるではないですか。

さっそく現地確認をしたところ、生えていた場所は公有地でしたので、役所へ事情を話し、役所側で除草していただくこととなりました。

 

駐車場に生えていた「アメリカオニアザミ」

近隣の住民の方から

「オタクの駐車場の敷地脇にアメリカオニアザミが生えてるよ」

と教えていただきました。

 

最初は植物の固有名詞で教えていただくとは珍しいなと思ったのですが、その住民のかたから、「要注意外来生物」に指定されている植物だと教えていただきました。

調べてみると、原産はアメリカではなく、ヨーロッパで「セイヨウオニアザミ」とも呼ばれているようです。

上の写真にもあるように、キレイな花を咲かせ、一見すると在来種のアザミの花と大差ないように見えますが、とにかくトゲがすごいです。

 

動物も触れたくないトゲをもつ植物

アメリカオニアザミは1960年代に牧草や穀物と一緒に入り込んで定着したようで、繁殖力が強く、牧草を追いやる困った存在だそうです。

また、繁殖力も強く、鋭いトゲがあるため食べる動物もいないとのこと。

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、現在の分布域は九州・沖縄を除く日本全域で、路端などにも生えていることがあり、さして珍しいとは言えない植物だそうです。

もともと、アザミと呼ばれる植物にはトゲがありますが、アメリカオニアザミのトゲは特に鋭く、軍手をも貫通させる威力があるようです。

ですので、手でそのへんの雑草と同じように抜こうとすると間違いなくケガをしそうです。

アメリカオニアザミからすると「触ってくれるな」ということでしょう。

アザミの花言葉も「独立、報復、厳格、触れないで」だそうですよ。

 

生えていた場所は枯れた水路

この駐車場は、区画整理予定地内にあり、さらに接している土地は全て都道や赤道・水路など公有地となっています。

そして、他の雑草を含め、生えていた場所は枯れた水路の中でした。

実際には写真中央以外にも、奥の青い車両の前にも花を咲かせているもの、花はないけど明らかに当該種と思われる植物が多数生えていました。

民法の越境枝に関する条文もあることから、土地の所有者である役所へ事情を話し、除草をしていただく方向で話がまとまりました。

2週間程度の間に除草してくれるとのことで、手際の良さに感謝です。

 

by 大丸商事 長谷川浩一

 

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